by kollwitz2000 カテゴリ
以前の記事
2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 01月 2018年 11月 2018年 06月 2018年 02月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 03月 2016年 09月 2016年 07月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 02月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 06月 2007年 01月 2006年 12月 検索
その他のジャンル
|
2009年 09月 20日
electric heel氏が、鈴木宗男衆議院議員の衆議院外務委員長就任について触れている。
「”疑惑の総合商社”鈴木宗男リターンズ」 http://electric-heel.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-3d0a.html electric heel氏が挙げているように、民主党が、かつて批判対象にした、また当然反対が予想される鈴木をあえて持ってきたということは、民主党とロシアの間で、北方領土の「二島返還」で手打ちが済んでいる、ということを意味していると考えるのが自然だろう。 日露の「和解」は、「東アジア共同体」(東北アジア共同体)の実現にとって不可欠である。東アジア共同体論の代表的論者である和田春樹が、<佐藤優現象>を推進するのも、以前挙げた理由のほか、この辺がからんでいるのだろう。和田の東アジア共同体(「東北アジア共同の家」)論でも姜のそれでも、東アジア共同体の構成国には一貫してアメリカとロシアが含まれている。 いまだに「東アジア共同体」が平和主義的な何かだと勘違いしている人を見かけるが、東アジア共同体とは、アメリカの軍事負担を肩代わりする、「対テロ戦争」を円滑に遂行する軍事同盟である。もちろん、NATOがそうであるように、それはアメリカの紐付きである。東アジア共同体論を提唱する和田や姜が、主観的には平和主義的な願望を持っていようが、確信犯であろうが、それはどちらでもよい。「東アジア共同体」論において、和田や姜は、「国民基金」における和田の役割を反復している。 和田や姜は、「東アジア共同体」を平和主義的な構想だと宣伝しており、そのように理解している人間も多いようだが、そんなわけはない。むしろ、「東アジア共同体」が成立すれば、「対テロ戦争」へのアメリカの諸負担は格段に減るから、かえって一層、先進国による中東やアフリカ等への軍事介入は増えるだろう。もちろん、東アジアにおいても、である。
by kollwitz2000
| 2009-09-20 00:00
| 佐藤優・<佐藤優現象>
|
ファン申請 |
||