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2016年 09月 24日
「おなじアイヌでも御用アイヌと言うのが居る。この御用アイヌとは何なのだ。私がここにはっきりと書いてやる。御用アイヌとは、自分達ウタリを売り物にしている贋物アイヌである。それはウタリ協会と観光アイヌである。」(橋根直彦『我れアイヌ、自然(ここ)に起つ』新泉社、1974年9月、95~96頁) 「観光アイヌは、それいじょうに許されないのだ。おなじアイヌなのに、アイヌをウリ物にして、ウタリを猿回しの猿に仕立上げ、醜い金儲をしやがって、こんな観光アイヌ(贋物アイヌ)をどうして、許されましょう。」(同書、175~176頁) 「私は全シャモに言う。アイヌは見世物ではないのだから〝上野のパンダ"を見る眼はやめろ!お分かりかな?もし分からぬというバカが居たなら、パンダの檻に入ってみろ。良く分かるはずだ・・・。」(同書、113頁) ----------------------------------------------------------------------------
金寿煥という人物(私は面識もやりとりをしたこともない)は、検索すると、 <「在日の人間はみんな多かれ少なかれ、理不尽な思いといつも向き合って生きているんだよ。自分の生まれ落ちた環境と折り合いをつけて、うまく付き合っていくしかないんだよ」(深沢潮『ハンサラン』)。このことが否応なく身体に刻み込まれていることこそが、本当の「在日特権」なのだよ。> https://twitter.com/KimuSuhan/status/331336871877693440 などと熱く語っており、また、<76年神奈川生まれ>とあるので、国籍は未詳だが在日朝鮮人であると思われる。 https://twitter.com/KimuSuhan/status/491045648276262912 上の写真は、西原理恵子と新潮社の破廉恥さがよく現れていると同時に、このような朝鮮人差別を助長する差別語・差別表現を恥ずかしげもなく、また何らの責任意識もなく、自分から宣伝する在日朝鮮人が実在するという点、また、在日朝鮮人のマスコミ業界人がどのような形で出版社に利用されているかを示している点で、非常に示唆的なものである。佐藤優が関わっている点も興味深い。記録しておく次第である。 いうまでもないが、金寿煥個人がここでの「大阪民国」という言葉・用法を差別語・差別表現と感じたか感じなかったか、という点は、実際にこれが差別語・差別表現であるとみなされるべきかとは何の関係もない。しかし、日本人読者は、これが朝鮮人に関する差別語・差別表現であると一目見て感じたとしても、朝鮮人が宣伝している以上、批判することに躊躇する可能性が高いだろう。西原と新潮社にとって、この在日朝鮮人編集者は、大きな利用価値を持っている。 なお、マスコミ業界の在日朝鮮人の機能については、以前にも書いたので、ご参照いただきたい。金寿煥のこの宣伝は、個人の問題というよりも、下の記事で書いてきた、マスコミ界隈(論壇・学界も含めて)の在日朝鮮人の振る舞いとその機能を、分かりやすい形で示したものに過ぎないと言える。 「マスコミ界隈の在日朝鮮人と日本人リベラル・左派の「共生」、または共犯関係(上)」 「続・マスコミ界隈の在日朝鮮人と日本人リベラル・左派の「共生」、または共犯関係(1)」 「「民族的劣等感」が問題なのか?」 ただ、それらの記事ではまさか自分から差別語・差別表現を宣伝する在日朝鮮人がいるとはさすがに予想していなかったので、事態はより進展していると言える(これは上の記事で挙げた在日朝鮮人たちの方が金寿煥よりはマシ、と言っているのではない。時間の進行による事態の悪化ということである)。少し前に、辛淑玉が、日本人の聴衆・読者に、日本人が朝鮮人のように扱われることはあってはならないですよね、と差別意識におもねっていることを指摘したが、それに近いものを感じる。 それにしても、2008・2009年頃から顕著になり出した大手週刊誌の見出しのレイシズム表現であるが、西原の「大阪民国」を見るにつけても、なぜこれらが追及されずに、社会的影響力が比較すれば問題にならないほど小さい在特会や「ネトウヨ」の「ヘイトスピーチ」ばかりが主に問題とされているのか、心底不可解である。マスコミ業界人や執筆者、大学教員で在特会などの「ヘイトスピーチ」を批判する人間は多いが、段違いに影響力が大きい職場、業界、執筆先になぜ声を上げないのか、ということだ。言えないのならば黙って仕事してろ、と思うのだが。言えないのならば、業界の免罪符にしかならないのである。 「『週刊朝日』見出し「いい加減にしろ! 韓国人」」(2008年7月22日) 「『週刊文春』見出し「本当に怖い中国人」」(2009年7月21日)
by kollwitz2000
| 2016-09-24 00:00
| 在日朝鮮人
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