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2009年 07月 28日
当ブログの読者とのことである、愼蒼宇(シン・チャンウ)氏から、応援のお言葉をいただいたので、改めて公開用のメッセージをいただき、「資料庫」にアップした。私には過分なお褒めのお言葉であるが、在日朝鮮人の朝鮮史研究者による貴重な発言だと思うので、是非ご一読いただきたい。
愼蒼宇「金光翔氏の<佐藤優現象>批判によせて」 http://gskim.blog102.fc2.com/blog-entry-20.html 愼蒼宇氏は、少し前に、『植民地朝鮮の警察と民衆世界 1894-1919――「近代」と「伝統」をめぐる政治文化』(有志舎、2008年11月)を刊行された、在日朝鮮人の研究者であり、朝鮮近代史を専攻されている。 同書は恥ずかしながら私は未読だが、『前夜』第2号(2005年1月刊)に愼氏が寄稿された、「「民族」と「暴力」に対する想像力の衰退」という文章は、大変面白く読んだ。 同文章は、「「民族」を「上から」であろうと「下から」であろうと、旧植民地宗主国側であろうと旧支配国側であろうと一括りにして否定的に捉える傾向」を鋭く批判したものであり、多くの人に一読を勧めたい。特に、 「現代の「対テロ戦争」と、歴史上の植民地支配・侵略戦争を見たとき、「ブッシュも悪いが過激派テロリストもよくない」という両成敗型発想と、植民地支配に対する抗日武装闘争を行なった義兵を「盗賊ども」「暴徒」「時局を妄覚した輩」と見なした植民地主義者の認識は紙一重の距離にあると思われる。(中略)「「テロリスト」と名指される者たちこそ、先進諸国において絶望的なまでに「変革主体」が立ち現れないことによって、世界的に困難な状況を変革する可能性を一手に引き受けているという視点、「対テロ戦争」における大国関係の再編と日本における植民地主義の持続(歴史認識、制度、文化など)に対する闘争がイラク等での闘いと深く関わっているという認識に立つ時、はじめてフランツ・ファノンの「民族」「暴力」に関する言葉は大きな説得力を持って現代に語りかけてくるのではないだろうか。」 という指摘は、大変重要だと思う。 今回いただいた一文では、<佐藤優現象>と同質の現象として、リベラル・左派における、東アジアの民衆のナショナリズムを否定したいという欲望が、朝鮮人の手助けを得つつ、「和解」論に絡め取られていく経路が指摘されている。 愼氏が「大学院に入った頃(1997年)」あたりが、「リベラル・左派の側にも東アジア諸国から日本に向けて起こる様々な形の反発に対して理解を示すポーズをとりながら、それを批判するなど明らかな「動揺」が起こり始めた時期」と回想されている下りは、私の実感とも一致する。リベラル・左派の変質に関しては、このあたりから論じる必要があると思う。
by kollwitz2000
| 2009-07-28 00:00
| 佐藤優・<佐藤優現象>
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