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2009年 09月 26日
mdebugger 氏が、このたび国家公安委員長・拉致問題担当大臣に就任した、中井洽の発言を取り上げている。詳しくはそちらを見ていただきたいが、ここで挙がっている中井の発言を読む限り、中井は、朝鮮籍の在日朝鮮人に対し、少なくとも北朝鮮への渡航禁止措置の厳密適用と、朝鮮総連そのものか朝鮮総連系と見なす団体の資産凍結を意図している、と見てよいだろう。
私はかつて、「朝鮮総連の資産凍結について」で、麻生政権による「朝鮮総連の財産の凍結処分」案を取り上げた際に、当時の民主党の北朝鮮制裁案をも取り上げ、「麻生政権が倒れ、民主党(主導の)政権への「政権交代」が実現しても、こうした在日朝鮮人への迫害はなくならないどころか、むしろより一層激しくなる恐れすらある」と書いたが、どうやらその予想は的中しそうである。 民主党は、日韓の「和解」路線、日朝国交正常化、「二島返還」による北方領土問題の解決、「戦略的互恵」としての日中友好といった、日本の保守派・右派からの反発を買うであろう外交政策を展開していくであろう。特に、2010年の「韓国併合100年」には、日韓間の「和解」の物語が山のように演出されると思われる。和田春樹が提唱しているような、「鳩山談話」や天皇訪韓も実現する可能性が高いのではないか。 そして、だからこそ民主党は、<右>の姿勢を強調しなければならないのであって、そのための格好の材料が、在日朝鮮人なのである。民主党は、周辺諸国に対して「友好」的姿勢で臨むからこそ、日本国内においては在日朝鮮人(団体)への嫌がらせ・弾圧をより激しく行っていく、と思われる(注)。中井の言うように、まさに、国家公安委員長と拉致問題担当大臣の「兼務という形に、鳩山内閣の意思が表れている」のである。 この構造は、実は、安倍政権の頃と全く変わっていない。私が、このブログの第1回目に書いた記事「朝鮮総連弾圧を批判する」から引用しておこう。 「左派の一部に「安倍は首相になって穏健になった」という認識があるようだが誤りだ。中韓への譲歩と総連弾圧は表裏一体である。今回の総連弾圧が、対北朝鮮制裁上の有効性すら疑わしい「いじめ」でしかないのも、これが対内的ナショナリズムの高揚の必要上から執られた措置であることを示している。そしてこの動きはますます酷くなるだろう。」 なお、こうした嫌がらせや弾圧は、「日朝国交正常化」と何ら矛盾しない。日朝平壌宣言に基づいた日朝国交正常化運動がその典型だが、植民地支配責任や日本国内の排外主義を問わない「日朝国交正常化」は、日本国内の「北の手先」または「親北勢力」を徹底的に弾圧するか「親日」的なものに転向させるかした上でのみ、政治的には可能となる。和田春樹が佐藤優と提携しているのも、そのことを強く示唆している。 ただ、上で述べたようなことは、少し考えれば自明であるから、民主党支持のリベラル・左派もそのことには気づいていると思われる。むしろ、このところのリベラル・左派の言説を見る限り、今後、民主党主導政権によって行われるであろう、在日朝鮮人(団体)への嫌がらせ・弾圧時に観察されると思われるのは、そうした嫌がらせ・弾圧を必要悪と見なす言説ではないか。民主党は、右の姿勢を打ち出す「ポーズ」をとらなければならないから、それは仕方がない、と。民主党の排外主義は、「ネタ」であって「ベタ」ではない、とかな。ちょうどそれは、雨宮処凛や萱野稔人が、ネット右翼の「嫌韓」が、自分たちの「仲間」であるネット右翼にとっての生きがいであるから一概に否定してはならない、と言うのに似ている。実際に、そうした言説が出だした場合(そもそも、嫌がらせ・弾圧が黙認されている時点でそうだが)、それは、ここ数年間の<佐藤優現象>による教育的結果だと言えると思う。 (注)念のために書いておくが、「佐高ファンさんの疑問に答える1 朝鮮総連を支持するかしないかは関係ない」で詳しく述べたように、弾圧を問題にするにあたって、朝鮮総連を支持するかどうかは関係がない。私は朝鮮総連を支持していないが、外交関係上の「国益」の観点という理由で、多数の構成員を持つ民族団体に対して、政府が意のままに強制捜査をしたり資産凍結したりが大っぴらにできるということならば、在日朝鮮人は日本国民と同等の基本的人権は享受できない、と言っているに等しいから、韓国国籍の在日朝鮮人の日本での生活も、「権利」ではなく、日本国家(日本人)が与える「恩恵」に過ぎないものということになってしまう。
by kollwitz2000
| 2009-09-26 00:00
| 日本社会
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