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2010年 07月 12日
佐藤優は、保釈中の石川知裕衆議院議員と「勉強会」をしているらしい。末尾に「2010年4月15日 於衆議院議員会館」とある、その「第1回」の記録から、佐藤の発言を引用する(強調は引用者)。
「それから今日は民主党の方が圧倒的に多いと思うのですが、私は参議院選で民主党が勝つと見ています。これはおべんちゃらではありません。それはどうしてかというと、選挙工学を持っている政党が民主党しかないからです。ちょっと心配していたのが、みんなの党だったのですが、みんなの党は始動が早すぎました。いまマスメディアにおける消費は非常に早いです。6月くらいからみんなの党は本格的な動きをはじめればかなりの票を私は取ることができたと思うんですね。今の段階からはじめてしまったために、みんなの党が新自由主義政党だということがかなり近いうちに明らかになってくると思うんです。新自由主義的なプログラムを掲げた政党は、国民の広範な支持を得ることができません。それだから選挙に勝てません。自民党の場合はその潜在力を使い果たしたと私は見ています。ですから際限なき分裂が始まっていると思います。その状況の下で唯一の選挙工学を持っているのが民主党なんです。」 http://uonome.jp/article/satoh02/946 あまりの見事な玉砕振りに感心する。「小沢発言を受けて、外務省国際法局はすでに辺野古を落とす(除外する)準備を始めていると聞いている。物事は動いている。私は外務省にいたから官僚の動きがよく見える。」今年1月の発言もそうだが、最近の佐藤はこういうのが多い。 これだけ確信を持って断言した予想が外れているのもイタいが、見るべきなのはむしろ、佐藤の発言が断定調である点である。「民意」なんて誰にも分からないんだから、政治予想が外れるのはある程度仕方がない。だが、なぜ推測調ではなく、このような断定調なのか。これで佐藤が、自分自身もよくわかっていないことを「ハッタリ」で断定する人物であることが、誰の目にも明らかになってしまった。 佐藤の政治論と消費のされ方は「日刊ゲンダイ」とそれの関係に似ていると思う。周知のように、ゲンダイは、民主党支持者に対して、「民主党は大丈夫!参院選も民主党が勝利する!小沢を信じよう!」という主張を、まともなニュースソースも示さず毎度断定している。ゲンダイは商売でやっているのであり、それを買って会社帰りに読んで捨てるサラリーマンは、仕事疲れの<癒し>のために読んでいる。 佐藤の政治論を需要する、編集者をはじめとしたリベラル・左派も、ゲンダイを買うサラリーマンと同じように、佐藤のハッタリを<癒し>のために欲しているのだ(この例では民主党議員もか)。だが、ゲンダイのような他愛のない、読者も多分大してその主張を信じていないような媒体ならばまだよいが、私の見るところ、編集者をはじめとしたリベラル・左派は佐藤のハッタリをどうやら本気で信じているようである。<癒し>を求める渇望感・危機感がそれだけ強いのだろう。そして、佐藤は、そのような<癒し>を求めるリベラル・左派の欲望または無意識に気づいているからこそ、断定調を手放さないのだと思われる。 今後、リベラル・左派において、<癒し>を求める渇望感・危機感はますます強くなると予想される。佐藤が商売をする余地はますます広がっている。多分、リベラル・左派メディアの信者たちは、上のような佐藤のハッタリの無惨な実例を見ても、佐藤の政治論を求め続けるだろう。<癒し>を求める信者だから。リベラル・左派メディアは、ますます客観的現実からかけ離れた、希望的観測に基づいた誌面構成になっていき、ますますプロパガンダに利用されやすいものになっていきそうである。
by kollwitz2000
| 2010-07-12 00:00
| 佐藤優・<佐藤優現象>
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