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2010年 08月 09日
更新間隔が空いてしまった。これは主として夏バテと怠惰によるが、参院選後に何かを書こうとするのが難しいことにもよる。
参院選の結果は、民主党が勝つよりははるかに良いものだったと思うが、これまでとは違う書き方をしなければならなくなっている。菅直人政権について書くならば、小沢一派や大連立をも視野に入れて書かないと広がりが出ない。また、リベラル・左派の主張が、建前としても権力層から捨てられつつあるように思われるため、単にリベラル・左派を批判しても面白くないであろう。なかなか難しいので、しばらくウォーミングアップ的に更新させていただきたい。 ところで、『週刊現代』の最新号を立ち読みしていたら、野中広務と立花隆が対談していて、大連立が来る可能性が高いと言っている。似たような意見はテレビやネットでもよく聞く。 ただ、以前、「日本の「二大政党制」についての覚え書(上)」「(下)」で書いたことではあるが、大連立が成立するのは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)との緊迫化が前提であるように思う。(最近の私のも含めて)今の大連立に関する議論には、朝鮮半島情勢との関連が欠けていると思う。 私は、消費税などの内政問題だけを争点として大連立が成立するのは可能性としては低いと思う。そこでも書いたが、日本の政治家は別に「国益」など考えておらず、利権をひたすら追求しているだけであるから、抗争集団の片方が壊滅するか外部の介入がない限り、延々と利権抗争をやるのであって、「熟議」の結果、大連立が生まれるという事態は(幸いなことに)難しいのではないか。 対北朝鮮情勢の緊迫化という<非常時>の「空気」があってはじめて、大連立は成立すると思う。もちろん大連立が成立してしまえば、消費税増税や集団的自衛権解釈変更やアフガン派兵や普天間問題や日米FTAやその他もろもろがドサクサに紛れて実現するだろう。参院選の結果が示したように、日本の議会制民主主義もそれなりに機能しているのであって、普通には大連立は難しいと思う。 このブログで繰り返し書いてきていることではあるが、現在の左派は対北朝鮮政策の「オールジャパン」状態を容認するか黙認しているから、これらは<非常時>に対して何ら歯止めにならない。ただ、金賢姫の来日騒動を見るにつけても、対北朝鮮プロパガンダに対して大衆も覚めつつあるから、それほど<非常時>醸成が簡単にいくかは分からない。 話は変わるが、『インパクション』の最新号を立ち読みして呆れた。『インパクション』については、「佐藤優のいない<佐藤優現象>(上)」「(下)」で既に述べたが、驚いたので改めて述べる。今号では、「終わらない植民地支配 国境を超える抵抗 沖縄・パレスチナ・グアム・アイヌ」というのが特集タイトルであり、パレスチナ問題について多くの文章が並んでいる。 私が驚いたのは、誰一人として、パレスチナ問題を論じるにあたって、朝鮮学校無償化排除問題などの、現在進行形の在日朝鮮人への抑圧に言及していないことである。パレスチナ問題と沖縄やアイヌ、グアムへの「植民地主義」の抑圧(もちろん、これらの問題とも関連性はあろうが)については饒舌に語っているのに。以前にも書いたように、軍事的脅威が喧伝されながら人権を抑圧するという点において、パレスチナ人への抑圧と、北朝鮮系とされる在日朝鮮人への嫌がらせは同じであるが、肝心要のこの問題については、あたかも周到に回避しているかのようである。中心的焦点を回避しつつ、その周辺に触れることで何かを論じたつもりになる光景。まるで成田龍一や岩崎稔の文章のようである。イスラエル左派というのもこういう感じの人たちなのかもしれない。 この人たちには、在日朝鮮人が植民地主義の結果として日本にいる、という認識が本質的に弱い(ない)のだろう。だから、パレスチナ問題との同質性に気づけないのだと思う。以前、朝鮮学校無償化排除問題で遭遇したものと同じだ。そして私は、もし私か誰かが聞けば、書き手のうちの何人かは、「そうですね、朝鮮学校無償化排除や総連弾圧との同質性にも言及すべきでしたね。反省点です」と(恐らく一人か二人かは本当に後悔して)言うであろうことも予測できてしまうのである・・・・・・。これは実はかなり好意的な見方で、意図的に回避しているだけなのかもしれない。だが、それらのうちのまともそうな人々の良心を信じて、今後も言い続けていくほかない。 いずれにせよ、朝鮮問題を回避して<非常時>に対抗できるはずもない。大連立的なものに対抗するには、その点への認識を最低限の出発点にすべきである。
by kollwitz2000
| 2010-08-09 00:00
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