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2011年 03月 30日
1.
佐藤優がウェブ上で、今回の原発事故に関して、精力的に記事を投稿している。池田信夫が、「きわめつけは佐藤優氏の「福島原発に関する報道協定を結べ」という記事でしょう。彼は政府が記者クラブと談合して報道管制を敷けという。これ以外にも「翼賛体制の確立を」とか「大和魂で菅直人首相を支えよ」といった記事を連投しており、ファシストの本性を現したというところでしょう。」と指摘しているように、醜悪極まりないものであり、ブログ「media debugger」で吉沢樹氏が一連の記事で、詳細かつ的確に批判を展開しているので、未読の方には一読を勧める(注)。 佐藤が提唱する「福島第一原発、福島第二原発を巡り政府と主要マスメディアが緊急に報道協定を結ぶこと」が、一般大衆への必要な情報の伝達を妨げ、政府とジャーナリズムの癒着を進めて政府・東電の隠蔽体質を促進する、犯罪的なものであることは改めて言うまでもない。放射性物質の拡散対象にある地域の人々(どの範囲まで含むのかすら不明確であるが)にとっては特にそうである。さすがにこうした「報道協定」は締結されないだろうが、正確かつ重要な情報であっても大衆の「不安」を煽るようなものは掲載しないという、マスコミ関係者(幹部)が実際にとっていそうな姿勢を、佐藤の主張は正当化するものであって、このような主張が公然と流通してしまう事実それ自体が、マスコミ関係者(幹部)のそうした姿勢を助長するものであることは明らかである。 佐藤をこの数年間、全面的にバックアップしてきており、現在も極めて積極的に擁護しているのが岩波書店(『世界』)、『金曜日』その他のリベラル・左派メディアであることは改めて言うまでもない。このブログで繰り返し述べてきているように、佐藤の「論壇」で活躍し得ているのは、佐藤が「岩波書店の著者」であることに負うところが極めて大きいのであって、だからこそ佐藤も各誌で岩波書店の刊行物を絶賛しているのである(そして佐藤が岩波書店の宣伝役を買って出てくれていることは社内でも周知されている)。佐藤が上記のような犯罪的な言説を垂れ流していることについて、岩波書店その他のリベラル・左派メディアが責任を有することは明らかであって、これらのメディアが今後、どれほど原発関連で「良心的な」記事を載せようと、本質的には二枚舌以外の何者でもない。 なお、これは吉沢氏の別の記事からの孫引きであるが、岡本厚『世界』編集長は、「日常、私たちが抱えている様々な問題について、それをメディアが正確に伝えてくれなければ、私たちは自分自身の問題すら知りえませんし、解決することができません。だからこそ、「言論の自由」が大事なのです。」などと発言したり、あたかも名誉毀損訴訟をジャーナリズムへの制約であるかのように見なしたり、マスコミの特権性を自明視している人物であることは明らかである。恐らく佐藤は、リベラル・左派の編集者たちにおいてはマスコミの特権性が自明視されていることをよく認識しており、上記の「報道協定」論のような主張も大して反発を買わないだろう、と見積もっているのだと思われる。その見積もりは正しいだろう。 (注)ただし、吉沢氏が佐藤の腹案(「セカンドオプション」)を「被爆線量の上限を事実上撤廃する「特攻」」ではないかと推定しているのは、いささか読み込みすぎのように思われる。吉沢氏が問題にしている一節での佐藤は、そこまで深い意味もなく、紋切型の言葉をつないでいるだけのように思う。
by kollwitz2000
| 2011-03-30 00:00
| 佐藤優・<佐藤優現象>
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