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2011年 07月 17日
岩波書店が1995年に発行した、『「世界」主要論文選 1946-1995』には、原発問題を扱った論文、「反原発」を主張した文章は一つも収録されていない。逆に、ここに収録されている仁科盛雄論文(「原子力問題」(『世界』1947年1月号))は、原子力の平和利用の可能性について極めて肯定的に論じている。とすると、『世界』は1995年時点では、「反原発」を「主要」な問題とは見なしていなかった、ということになる。
この主要論文選が刊行された時期は、社会党が「反原発」を放棄して成立した村山内閣期である。当時、この本を手に取った人間で、原発問題に関心が深かった人物からすれば、社会党の転向と同じようなものに見えたのではないか。 私自身の記憶からしても、2006年4月から年末までの『世界』編集部在籍時に、原発問題が話題になった記憶はない。『世界』2011年5月号で、岡本厚編集長は、「本誌は、原発について、安全性の面、経済性の面、エネルギー政策の面などから長年にわたって批判してきました。」と書いている。奇妙なことに、私は『世界』編集部在籍時に編集部内部で「原発」が話題になっているのを聞いたことがないのだが、上で岡本は、あたかも『世界』が「反原発」を熱心に主張してきたかのごとく主張している。だとすればそれはいつからの事態を指しているのだろうか。2011年1月号(2010年12月発売)の原発特集あたりからか。 そもそも、鳩山由紀夫や小沢一郎のような原発推進派の権力獲得、権力維持を積極的に支持してきた(している)『世界』がなぜ「反原発派」ということになっているかもさっぱり理解できないし、主要な書き手である寺島実郎や佐藤優は熱心な原発擁護派である。原発危機後に有象無象のジャーナリストやライターや出版社が、あからさまに原発危機に便乗しているが、それではああいうのとどの辺が違ってくるのだろうか。「『世界』は戦後一貫して「反原発」を強く主張してきた」などという神話を信じているとすれば、読者への説明責任という発想が出てくるはずもない。
by kollwitz2000
| 2011-07-17 00:00
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