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2011年 12月 04日
たまたま三井貴也という人のツイッターを見ていたら、以下のような発言があった(上から時系列順)。発言は、1~2日の間に行なわれている。
「「死ぬぞ」と脅す専門家と、子どもの甲状腺ガンさえ起きないだろうと予測する専門家がいる。互いに議論してすりあわせてもらわなければ、こうまで正反対な情報に接していると、リテラシーなんて発揮しようがない。」 http://twitter.com/#!/takammmmm/status/141575860678443010 「白血病死、吉田所長吐血、身体からウラン検出女性等々、真っ当と思われる人を選んでフォローしてても飛び交うデマデマデマ。真性デマゴギー、無自覚なデマメッセンジャーたちが水面下で増殖している予感。」 http://twitter.com/#!/takammmmm/status/142239060537249793 「青プリンかあ。面白い。」 http://twitter.com/#!/takammmmm/status/142239410119909376 「青プリン氏、確かにもはや読むに耐えない領域だ。」 http://twitter.com/#!/takammmmm/status/142240177392324609 「“「被曝発病」デマがネットで拡散 「原発周辺で釣った魚食べ死亡」 「福島にいたから急性白血病に」+(1/3ページ) - MSN産経ニュース” http://htn.to/zySXoC」 http://twitter.com/#!/takammmmm/status/142776444999843843 真ん中の3つは、連続的に書きこまれているものである。ここでの「「死ぬぞ」と脅す専門家」および「青プリン」は、一般読者の普通の見方によれば、地質学者の早川由紀夫氏を指していると解される。 http://twitter.com/HayakawaYukio 「死ぬぞ」というのは早川の著名な決まり文句であり、また、「青プリン」は、早川のツイッターのアイコンに由来するネット上での早川へのあだ名(蔑称?)である。 普通に考えて、早川氏は恐らく三井氏のツイッターを読んでいないだろう。また、早川氏のツイッターの読者であれば周知のことであろうが、早川氏は自分へのツイッター上での批判に対しては比較的まめに応答している。恐らく自分の名前で検索しているのだと思われる。三井氏は、早川氏のツイッターを「読むに耐えない領域」などとまで批判しているのであるから、早川氏の実名を出して批判すべきであろう。これでは、早川氏からの反論を回避するために名前を出していないのではないか、という疑いすら読者に抱かせる。 しかも、三井氏のツイッターを過去に遡ったところ、三井氏は、少し前には早川氏の主張について、(単純化した上でであるが)以下のように賛同している。三井氏のツイッターの継続的な読者からすれば、そのような三井氏から現在の早川氏がデマゴーグだと認定されれば、より容易にそうした評価が受け入れられてしまうだろう。 「生活のすべてと人生の思い出が詰まっているだろうからとても言えなかったが、福島の米を「毒米」といい、福島ナンバーの車を排撃する早川由起夫氏の発言は正しいのではないか。閉じこめておかなければ全土が被曝する。福島を廃県にし、避難した人々の生活を皆で支える以外に実は手がないのではないか。」 http://twitter.com/#!/takammmmm/status/128876884837670914 三井氏は、「「死ぬぞ」と脅す専門家」などと書いているが、早川氏は、「私は放射能の専門家ではありません。火山の地質学者です。」と断っている。そして、その立場から発言していることは、早川氏のツイッターの読者には周知のことである。放射能の専門家が「互いに議論してすりあわ」せるならば話は分かるが、分野の異なる「専門家」が議論を「すりあわ」しようがない。 http://twitter.com/#!/HayakawaYukio/status/75852255173156864 また、「白血病死、吉田所長吐血、身体からウラン検出女性等々、真っ当と思われる人を選んでフォローしてても飛び交うデマデマデマ。真性デマゴギー、無自覚なデマメッセンジャーたちが水面下で増殖している予感。」との発言は、早川氏がこのところ扱っていた件と関連していると思われる。三井氏は、産経新聞の記事を好意的に紹介しているが、産経はここで、「原発周辺で野宿し、釣った魚を食べていた男性が急性白血病で死去」なる情報を「デマ」だと断定している。 だが、これに関しては、早川の産経の記事への反論を引用すると、現時点でのネット上での情報からすれば、 「より正確に言うと、「福島県内で釣った魚を食べた」の記述はない。しかし、野宿して釣った魚を食べることを好む若者であったと記事は書く。そして、5月と7月に福島県檜原湖に(仲間と)釣りに行った事実がある。3月11日以降、(ひとりで)福島に行って釣った魚を食ったことは十分考えられる。」 http://twitter.com/#!/HayakawaYukio/status/142743222035296256 「この蓋然性を否定したいとほっするひとは、3月11日以降の彼の行動履歴を調べて、行ってない食ってないことを証明する立証責任を負う。現時点では、「放射能汚染された魚を釣って食った疑いがある」と表現するのが妥当だ。」 http://twitter.com/#!/HayakawaYukio/status/142743222035296256 「もしかしたら、親族や友人が病床の本人に尋ねたかもしれない。もしそういうことがあったなら、それは証言になる。しかしそういう証言はひとつも出てない。」 http://twitter.com/#!/HayakawaYukio/status/142744370091786240 と主張するのは妥当である。今後仮に本人の証言等が出てきたとしても、現時点での推測としては上の主張は当然である。三井氏は、早川氏がこの件に関して「デマ」を流したと主張する(と、読者は解するだろう)のならば、早川氏のどの発言がデマに相当するのか、具体的に指摘すべきである。 また、早川氏のツイッターのどこが「もはや読むに耐えない領域」なのかも具体的に指摘すべきであろう。 三井氏は、「反原発」または「脱原発」の人であるらしい。私が憂慮するのは、早川氏を「トンデモ」の類にしようとすることによって、早川氏が提起している諸問題――「反原発」または「脱原発」派が公的にはほぼ黙殺している、福島の農産物の市場への流通問題等が、黙殺される状態が続きかねないことである。もちろん根拠が妥当であれば三井氏の批判も当然であるが、もし妥当性がなければ、極めて危険な言説であると思う。 早川氏は、一貫して追及している、福島の農産物の市場への流通問題等を恐らく念頭に置いて、以下のように主張している。 「原発の再稼働を阻止とかそういう問題より優先する火急の課題がいま目の前にある。それを見ずに、あるいは見ようとせず、その問題を放置して、反原発・脱原発を声高に叫んでもただむなしいだけだ。わたしはそう感じる。」 http://twitter.com/#!/HayakawaYukio/status/115732662483820545 「脱原発・反原発と、この放射能汚染対策はまったく別個の問題だ。」 http://twitter.com/#!/HayakawaYukio/status/117087923744145408 「反原発・脱原発・原発推進。そんなこと言ってるやつは能天気。明治公園に集まってデモしたやつらは、つくづく暇人。これが私の一貫した立場だ。3月から一切変わってない。そんなことにかかわってる時間は1秒もない。」 http://twitter.com/#!/HayakawaYukio/status/142923695495708672 早川氏の、福島の農産物の市場流通(および生産)等に関する疑問は、ごく当たり前に多くの人間が抱くものであろうし、また、上のような「反原発」または「脱原発」派への批判も、ごく自然なものである。管見の範囲では、「反原発」または「脱原発」派から、早川の上のような当然の疑問に対して、まともに応じているものを見たことがない。むしろこの種の疑問は、私的な知人同士の会話ではさんざん語られながらも、公的にはタブーになっているようにすら映る。<佐藤優現象>下のリベラル・左派と同じで、誰でも思う疑問をタブー視する運動に可能性などあるはずもないだろう。 早川氏は確かにしばしば過激な表現を用いるが、早川氏は上のような問題を実名で提起している、数少ない(唯一の?)人物であり、むしろそうした状況が早川氏をして注意を喚起するためにそのような表現を用いさせている、と見ることもできよう。表現(や態度)の善し悪しだけで問題提起まで無視してよいということにしてしまうのは、マジョリティがマイノリティに対してよくやることである。 前述のように、証拠を挙げることなく早川氏をデマゴーグ呼ばわりすることも問題であるが、それによって早川の提起している件が公的に黙殺されている状況が、これからも続いてしまうことを憂うる。
by kollwitz2000
| 2011-12-04 00:00
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