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2012年 01月 30日
少し前にKscykscy氏が、ブログ「日朝国交「正常化」と植民地支配責任」において、下の文章を発表している。
「金明秀「リスク社会における新たな運動課題としての《朝鮮学校無償化除外》問題」批判」 http://kscykscy.exblog.jp/17567948/ また、zed氏も、ブログ「スーパーゲームズワークショップエンターテイメント」において、下の文章を発表している。 「金明秀という男について」 http://sgwse.dou-jin.com/Date/201201/1.html 両方とも、極めて的確な金明秀批判であり、私も示唆されるところが多かった。未読の方には是非一読を勧める。 ところで、前に書いた記事で私は、「池田信夫的なものに名前をつけるとしたら?」などという問いに罵倒表現を使って答えるなどという醜悪な遊びを、在日朝鮮人たちがやっていることを指摘し、当該ツイッターを削除すべきだと主張した。結局、私の指摘は聞かれなかったのだが、この遊びを始めた在日朝鮮人学者というのが金明秀だったのである。これに加担していたもう一人の在日朝鮮人が、前回記事で取り上げた、Radomyslsky こと韓西満である。 この件に関する金明秀の一部始終は、極めて不誠実なものであったため、私も再度批判を書こうと思ったが、途中まで書いてあまりの相手のレベルの低さに馬鹿馬鹿しくなって放置してしまった(この記事を書くことにしたのでまた後日書く)。私は韓西満のツイッターを検討した際に、そこで頻繁に肯定的に引用・言及されている金明秀の多くの発言を読み、突っ込みどころ満載でわざわざ取り上げることの徒労感を強く感じたので、まともに批判しているお二人には、敬意を表さざるを得ない。確かに、金明秀の言動とその周辺の日本人との関係性は、私がこのブログで取り上げている「マスコミ界隈の在日朝鮮人と日本人リベラル・左派の「共生」、または共犯関係.」という問題にも重要な示唆を与えるものが多いので、お二人のようにまとまった形でなくとも、折を見て取り上げて行きたい。 とりあえず今回は、金明秀と韓がツイッター上で肯定的に引用していた、以下の発言を取り上げる。 「黒人差別との闘いは白人との闘いではない、白人によって作られた構造に劣等感を感じ自らを抑圧する自分自身との闘いである、っていうことを理解出来ずに黒人解放運動を白人への憎悪扇動(日本でいうところの「反日」だね)としか認識出来ない白人様残念すぎる。」 https://twitter.com/#!/novluno/status/126371043173597185 これを書いているのは日本人左翼らしい。当り前であるが、白人による現実の黒人への差別(構造)は存在する。このように、問題を黒人の「劣等感」に還元する認識が、倫理上の問題もさることながら、現実性と現実感覚を著しく欠いた、馬鹿げたものであることは明らかである。 上のような認識が在日朝鮮人に適用されれば、それは容易に、在日朝鮮人の「差別との闘い」は日本社会・日本人による差別(構造)ではなく、主として在日朝鮮人自身の劣等感克服の問題である、ということになろう。そして、在日朝鮮人である金明秀と韓は、このような発言を公的に肯定的に引用することで、日本人の読者に対して、そのような認識を持たしめていると言える。 上のようなツイッター上の馬鹿げた発言は、それ自体としては確かに誤りと問題性の明らかなものだが、それでも現在のリベラル・左派の<気分>に親和的なものであると思う。私は「<佐藤優現象>批判」の注の「55」で、<佐藤優現象>を推進する編集者の一人である、岩波書店の馬場公彦の発言を取り上げ、以下のように書いている。 「馬場は言う。「戦後の日本・日本人に対する強烈な同化への欲望と、それに匹敵するほどの反発と不信が同居する彼らの様々な葛藤や矛盾は、「在日問題」として、日本政府・自治体に対する権利要求、人々の偏見に対するクリティカルな言論活動、自らのアイデンティティを掘り下げ表現した「在日文学」や「在日」による様々な芸術活動の中で展開されている」(前掲「戦後東アジア心象地図の中の日本」)。この叙述には、「在日問題」とは、在日朝鮮人の直面する社会的・法的差別や人権侵害のことではなく、「在日」の存在自体のことであるとする馬場の意識が露呈している。」 このように、馬場の認識においては、問題は日本人・日本社会よりもむしろ(または、日本人・日本社会ではなく)在日朝鮮人側にあるということになっている。上のツイッター発言や、それを支持する金明秀・韓との親和性は明らかであろう。ここに、「マスコミ界隈の在日朝鮮人と日本人リベラル・左派の「共生」、または共犯関係.」がはらむ問題性の、一つの事例が浮かび上がっている。需要者は日本人で、供給者は朝鮮人だ。まるで凹と凸のようなものである。 もちろん金明秀も韓も上の日本人左翼も、在日朝鮮人に関して馬場と同趣旨の主張を直接展開しているわけではない。ただし、方向性・論理・気分は明らかに同じものである。そして、そのような<気分>こそが、マスコミ界隈・論壇界隈の在日朝鮮人と日本人リベラル・左派の「共生」、または共犯関係によって(醸成され)助長されるものである。多分、馬場の発言も、それ以前の同種の在日朝鮮人との「共生」または共犯関係との体験により出てきていると思う。この共犯関係と、それがもたらす言説こそ徹底的に批判されなければならない。 余談だが、「民族的劣等感を抱く在日朝鮮人の葛藤」みたいな話を昔の文献で読んだりネット上でたまに見かけたりするけれども、私は民族学校に行ったことはないが「民族的劣等感」を持ったことは事実として一度もない。私の周りの在日朝鮮人にも、そのような劣等感を感じたことがあるという人物は一人もいないし、これまでそのような在日朝鮮人に会ったこともない。差別を受けると民族的劣等感を持つようになる、とよく言われるが、それは必ずしも結び付かないように思う。むしろ、被差別体験が民族的劣等感をもたらすという図式、あるいは、マイノリティが民族的劣等感を持っているという図式自体が、マジョリティ側に実は都合のよいものなのではないか、と私は考えている。そして、そのことを感づいているがゆえに「民族的劣等感」を自分は持っていたと「告白」する在日朝鮮人も中にはいるのではないか、と私は疑っている。もちろん、現実に「民族的劣等感」に悩む在日朝鮮人がいた場合、そのように感じること自体を批判しているのではない。
by kollwitz2000
| 2012-01-30 00:00
| 在日朝鮮人
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