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2014年 02月 24日
<1933年3月27日
日本の国際連盟正式脱退は今日天皇並びに枢密院によって可決され、ジュネヴァヘ打電される一方、勅語と斎藤の声明とが東京で発表された。この二つやそれに類似する文書類は、日本の行為が平和維持を目的とするものであることを大いに説いているが、厄介なことに日本のこの字句の解釈は、米国および連盟の解釈と正反対なのである。平和維持ということによって、日本はその支配に挑戦する分子を掃討し、日本の支配下に平和が招来されるべく、武力によって満州を掃除することを意味する。 私の記憶に誤りがなければ、日本は連合国側に立って世界大戦に参加することを宣告する文書の中で、東洋における平和を維持する目的で参戦するといい、そしてまったく正当にドイツを中国から掃討した。しかし「平和維持」なる字句は現在におけると同様、その時も全然不適切であった。しかも私は百人中たった一人の日本人ですら、日本が事実上ケロッグ条約や九国条約や連盟規約を破ったことを、本当に信じているかどうか疑わしく思う。比較的少数の思考する人々だけが率直に事実を認めることが出来、一人の日本人は私にこういった――「そうです、日本はこれらの条約をことごとく破りました。日本は公然たる戦争をやりました。満州の自衛とか自己決定とかいう議論はでたらめです。しかし日本は満州を必要とし、話は要するにそれにつきるのです。」しかしこのような人は少数派に属する。日本人の大多数は、本当に彼ら自身をだますことについて、驚くべき能力を持っている。彼らは心から彼らのやってきたことが正当であり、リットン委員団は中国の宣伝によって迷わされたものであり、諸外国と国際連盟とは同様、事実の全面的誤解に迷いこまされたものと信じている。 このような心的状態は、如何に図々しくとも自分が不当であることを知っているのよりも、よほど扱い難い。日本人の大多数は――私は知性的な人々をこれに含める――自分達が不当であったことを知らない。そしてそのために、外国の干渉に敵対しようという彼らの決心は、二倍三倍決断的で強固である。> (ジョセフ・C・グル―『滞日十年』石川欣一訳、ちくま学芸文庫版、上巻147~149頁。原書は1944年刊。強調は引用者)
by kollwitz2000
| 2014-02-24 00:00
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