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2015年 05月 17日
岩波書店ホームページ連載
関川夏央『人間晩年図巻』第10回「1990年代に死んだ人たち⑩」(2015年2月掲載) 「金日成」より引用(強調は引用者。以下同じ)。 http://www.iwanami.co.jp/web_serials/sekikawa/DOCs/29.pdf <そんな北朝鮮の最後の切り札はやはり日本であった。一九九〇年、金丸信を訪朝させたのは、一九六五年の日韓基本条約で実現した、いわゆる「請求権資金」を北朝鮮も獲得するためであった。しかし、すでに日本での北朝鮮の信用と「人気」は低落していたところに、北朝鮮側が要求した「中間補償」、すなわち支払いの前倒しと「戦後補償」、すなわち北朝鮮建国以後の「慰謝料」に日本国民は強烈に反発した。その結果金丸は失脚、金日成のもくろみは水泡に帰した。北朝鮮が金日成、金正日二代にわたって実行した「日本人拉致テロ」が白日のもとにさらされる以前ではあったが、このとき金日成独裁は事実上終焉した。 それから四年後に金日成は死に、二十一年後に金正日も死んだ。その後政治権力は三代目に「世襲」された。北朝鮮は不可解だが、そのような状態を許す朝鮮民族と朝鮮文化そのものも不可解である。 日本時代の韓国には、事実上独立運動はなかった。独立は日本の敗戦によって自動的に得られたもので、解放後も新政府樹立を名のり出るものはいなかった。そのことが心的トラウマとしてコリアンの心に深く刻まれ、ひるがえって抗日運動に身を挺したと力説する金日成への劣等感と、客観的には不合理きわまる金日成へのひそかな支持につながった。韓国の「民族主義」の根源がいまだそうだとするなら、梟雄金日成が死んでもその呪縛は解けないのである。> 関川夏央『昭和三十年代 演習』(岩波書店、2013年5月28日刊(「創業百年記念文芸」の1冊)より引用。 <昭和四十八年頃から共産党にかわって労働党と「友党」関係になったのが日本社会党です。のちの社民党ですが、その事実上の消滅の原因は、土井たか子、福島瑞穂の学級会的ふるまいと言動だけではなく、北朝鮮の肩を持ち、日本人拉致について「先方がないといっているんですから、ないんです」と土井たか子がいい放つような無知と無責任にもあったでしょう。カルト国家と堕した北朝鮮に限らず、コリアと関わるのは難しいのです。>(134~135頁) <先進国水準に達して久しい韓国がナショナリズムを消費したがる傾向は、感心できません。そのうえ、ナショナリズムとは結局「民族至上主義」ですから、韓国がそれにすがるなら、北朝鮮の愚行と蛮行を恥じなくては平仄があいません。韓国がそのあたりをあえて無視しているのは、やはり「物語」だからだね。――というようなことを岩波書店の坂本政謙さんに話したところ、それをぜひまたやってください、といわれました。>(189~190頁)
by kollwitz2000
| 2015-05-17 00:00
| 佐藤優・<佐藤優現象>
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