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2006年 12月 14日
本ブログのエントリーをブックマークに入れてくださっていた、kmiuraさんのブログのエントリーのリンクをたどって、赤木智弘氏のブログに行き着いた。
赤木氏のこのエントリーを読んで心底驚いた。「若者の小泉政権支持」について私が以前書いた内容の趣旨が、私よりもはるかに分かりやすく論じられている。彼とは政治的立場が完全に異なるが、嬉しかったと同時に、私が彼の議論をパクッたと思われないか少し心配になった(笑)。まあ、赤木氏言うところの「不安定な貧困層」に身を置いたことがあれば、普通こう考えると思う。 若者弱者問題への無理解に関する彼の左翼批判には、私はほぼ全面的に賛成である。特に労働組合がひどい。アリバイ的に若者の労働組合や団体を支援して事足れりとしているように思える。以前にも書いたが、若者を馬鹿にして何でも「メディア政治」のせいにすることをやめ、若者の社会的要求に応じるよう左派が努力しない限り、左派は永久に勝てないと思う。 ただ、私が彼の議論が重要だと思うのは、彼の左翼批判という点よりもむしろ、彼がネット右翼の論理と世界観を非常に分かりやすく表現しているからである。彼は、「リベラルであることを志向」しているとのことだが、彼のこのエントリーの「もはや差別などほとんど無きに等しいのに今だに非差別者としての特権のみを得ている、女性や在日や部落」という発言を読む限り、私は「リベラル」とは言いたくない(今の日本の「リベラル」の基準からは合格かもしれないが)。 若者弱者問題を語っておきながら、こうした発言を平然とできる神経に呆れざるをえない。『嫌韓流』やその類の主張を鵜呑みにせず、ちゃんとマイノリティの問題を知ろうと少しでも努力していれば、こうした発言は出てこないはずである。 「特権」云々の発言を聞いていつも思うのは、本気でそう思っているのならば今後、「金」「朴」といった朝鮮人の名前で社会生活(就職・転職、部屋探しも含めて)を送ってみてはどうか。パジチョゴリ(男性用の朝鮮の民族衣装)を着て通学したり、街を歩いたりするようしてみてはどうか。公務員や参政権の国籍条項などに関しても、自分に対して在日朝鮮人と同じ境遇を設定してみてはどうか。自分で「自分は朝鮮人」とした前提で、ネット上の朝鮮人バッシングや『マンガ嫌韓流』の朝鮮人の醜悪な顔を見てはどうか。自分たちの子どもが日本の学校でいじめを受けて帰ってくるのを待ってはどうか(そうかといって朝鮮学校に通わせようとしても、いまだに法的地位は「各種学校」(そろばん学校や英会話学校と同じ)であるため、『嫌韓流』その他のデマとは異なり、国庫からの助成金はゼロ、地方自治体の助成金の額も、公立とは桁違いで、私立と比べても格段の差がある。民族教育を受ける権利が保障されていないのだ)。または、「自分は被差別部落出身者です」と「カミングアウト」しながら生活してみてはどうか。若者弱者問題は解決に向かうのではないか。 彼は「リベラル」を「福祉国家的な方向で」志向しているという。はじめは渡辺治や後藤道夫らの提唱する「新福祉国家」かと思ったが、むしろこれは「国家社会主義」(または「国民社会主義」)と考えた方がいいと思う。私はこれを罵倒用語として使っているわけではなく(批判対象ではあるが)、彼の善意にかかわらず(あるいは、むしろそれゆえに)、そうなると思う。彼の言う「安定した労働者層」=中間層が、「富裕層」と「不安定な貧困層」の連合(当然、前者主導の)により駆逐された後は(あるいは、同時並行で)、彼(ら)の矛先は「特権」集団と外国人労働者に向かうだろう。 別に私は「国民社会主義ドイツ労働者党」(ナチ党)の歴史に詳しいわけではない。むしろ、彼(ら)の主張や動きを見ながら、改めてファシズム運動について勉強し直したいと思う。
by kollwitz2000
| 2006-12-14 03:33
| 日本社会
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