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2008年 02月 18日
ドイツ在住のジャーナリスト、梶村太一郎氏が、「撫順の奇跡を受け継ぐ会」のメーリングリストで、私の論文を高く評価してくださる文章を投稿しておられたので、御本人の承諾を得て、引用・転載させていただく。
梶村氏は、基本的に商業雑誌であれば両論併記もありうる、問題点は、読者も含めて誌上で論議すれば良い、という立場なので、金とは立場を異にするが、金の論文での護憲派ジャーナリズム批判は、護憲派ジャーナリズム内で徹底的に議論されるべき重要な問題提起である、というご認識である。 梶村氏は、私の論文の感想の投稿の中で、自身が2007年に「日本の論壇で読んだ論考では,非常に数少ない優れた痛快で鋭い批判」とした上で、以下のように書いておられる。 「わたしも、ちょうどマル2年間、訪日していないのですが、その間にこれほど、日本の左派、リベラル護憲派の「転向準備」が進んでいたとは気付きませんでした。事実であれば真性の危機です。 「うんなるほど、さもありなん」というのが、まず最初の感じです。それから、筆者の金光翔氏が何と、76年生まれの在日朝鮮人3世であることに、感銘しました。 なぜなら、わたしには、なぜこのような在日外国人の若い人(わたしの娘と同い年)が、このような論考を書かれるのかがよく理解できるからです。詳しくはまたの機会にしますが、わたしも外国人生活が長く、マイノリティーの力と鋭さを知っているからです。」 そして、私の論文がウェブ上で全文公開された際には、再度、私の論文を紹介する文章を投稿しておられる。以下は、その抜粋である。 「論文は1976年生まれの在日3世による、最近の日本の論壇に対する厳しい批判です。 わたしの見方は、在日外国人のこのような批判は、いわば「炭坑のなかのカナリヤ」のように、日本の危機に敏感に反応した悲鳴です。 日本の知識人はこの批判を警告として真剣に受け止める必要があります。 そして、これは佐藤氏への個人批判ではなく、あくまで<佐藤優現象>の批判ですから、そのようなものとして応答していかねばなりません。 ようやく全文が読めるので,論争がまともなものとして活発化することを希望します。」 なお、梶村氏の、いくつかの啓発的な文章は、季刊「中帰連」のサイトで読むことができる。http://www.ne.jp/asahi/tyuukiren/web-site/text/kajimura_huna.htm ※追記※ ただし、「花岡和解」を高く評価する梶村氏の見解については、残念ながら、私は同意できない。梶村氏への感謝の念には変わりはないが、重要な点なので一応付記しておく。(2008年7月18日)
by kollwitz2000
| 2008-02-18 23:13
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